2021年12月8日に行われた贈呈式(東京・NHK放送センター)

障害のある人自身の貴重な体験記録や、障害児・者の教育や福祉の分野でのすぐれた実践記録などに対して贈る「NHK障害福祉賞」は、今年で56回目を迎えました。
今回は過去最多の567編の応募のうち11の入選作品が決定、2年ぶりに会場で贈呈式を開催しました。一部の受賞者や審査委員にはリモートでご参加いただき、表彰や受賞者の感想、審査委員による講評が交わされました。
同日付で入選作品集を発行、入選作品は以下からお読みいただけます。
入選作品集をご希望の方は、こちらのページをご覧ください。

最優秀

保育士の卵、ワケありにつき~ちょっとそのカラ破ってみない?~[PDF版] [HTML版]
(竹内 智香、21歳、北海道在住、発達障害)
念願の保育士になるために自分の特性を分析し改善に努めるが、発達障害を抑え込むことよりまず自分が楽しむことが大事だと気付かされる。工夫と努力で変わっていく自分の様子と、その成長を支える周囲への感謝を綴る。

優秀

いつかきっと大丈夫になるので。[PDF版] [HTML版]
(寺本 舞衣、23歳、京都府在住、視覚障害)
いのちについて[PDF版] [HTML版]
(戸谷 百花、23歳、埼玉県在住、肢体不自由、気管切開)
重度知的障害の我が子、友ちゃんと出会ってからの私[PDF版] [HTML版]
(幾谷 栄司、51歳、兵庫県在住、息子が重度知的障害:15番染色体テトラソミー)

佳作

ずっと、つづく[PDF版] [HTML版]
(桑田 彩那、20歳、岡山県在住、発達障害)
ただ、普通にご飯が食べたくて[PDF版][HTML版
(下田 朝陽、24歳、東京都、会食恐怖症)
これが私の人生と言える様に~吃音と過ごした21年~[PDF版][HTML版]
(和智 南生、21歳、東京都在住、吃音)
米ちゃんの癖と地域のみんな[PDF版][HTML版
(金谷 祥枝、50歳、大分県在住、職親だった祖母が預かった知的障害者)
彼の持つ力を生かす[PDF版][HTML版
(寺尾 いずみ、62歳、愛媛県在住、教え子が自閉症)
伝えたいことがありすぎて[PDF版][HTML版
(西村 彩香、37歳、奈良県在住、息子が自閉スペクトラム・ADHD、娘がFLNA遺伝子異常)

矢野賞(長年にわたる体験・実践記録を対象に贈る賞)

見える障害と見えない障害[PDF版] [HTML版
(津田 由美、50歳、神奈川県在住、夫が身体障害と高次脳機能障害)


入選作品集

入選した作品を収めた入選作品集をおわけしています。申込方法は、こちらのページをご覧ください。

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