一般の人からトップアスリートまで「いつでも・だれもが泳ぎに来られるプール」として、2017年4月にオープンした金沢プール。
その記念イベントとして6月11日(日)、リオパラリンピックで銅メダルを獲得した山田拓朗選手と地元の子どもたちとの交流教室を開催しました。

選手の詳しいプロフィールについては、こちらをご参照ください
当日は10時から12時まで、75人の子どもたちと50人の保護者があつまり、交流を楽しみました。

トークコーナー
~水泳を始めたきっかけからメダルをとった今まで~

当日、開会式には金沢市の山野之義市長と、NHK金沢放送局の三溝敬志局長が駆けつけ、二人の挨拶からイベントがスタート!
熊谷彩香キャスターが司会をつとめ、トークコーナーが始まりました。
「じつは幼いころ、顔にかかるだけで泣き出すほど水が苦手でした」
両親が心配し、地元の水泳教室に通い始めたのは3歳のころ。水に慣れたあとも「練習は苦手」と言いながら「進級してワッペンをもらえたり、新しい泳ぎ方を覚えたりしたとき、達成感があった」と、どんどんのめりこみ、伸び悩む時期を乗り越え、パラリンピック4度目の挑戦で銅メダルを獲得しました。
最後は全員にむけて「失敗も無駄ではありませんでした。反省を活かして成功に結び付けると大きな喜びにつながるので、みんなも諦めず続けることを大事にしてほしい」と語りかけました。

質問コーナーでは「長いときはどれくらい泳ぐんですか?」という質問に「小学校5年生の時、50メートル200本くらい泳いでいた」と話すと子どもたちも保護者のみなさんもびっくり! 水泳のこと以外にも「好きなフルーツは?」「好きな漢字は?」など、たくさん手があがり、山田選手を身近に感じることができた様子でした。

選手と水中でふれあい

トークイベントの後は2つのレベルに分かれ、いよいよ水中へ! レベル1は、顔に水をつけることから始め、バタ足、け伸びなど、水に親しむのが目標。 小学校低学年の子どもが中心でしたが、障害のある子を含め、勇気を出して水と親しむことができました。

レベル2は本格コース!山田選手から、クロールの泳ぎ方などを指導してもらったあと、代表選手が1対1で競争するなど、パラリンピックメダリストの強さを肌で感じました。

水泳教室の途中、子どもたちは山田選手の左腕を見せてもらい、中には抱きつく子もいるほど存分にふれ合い、楽しみました。 

終了後、子どもたちからは山田選手へ花束のプレゼント。

最後は順番にハイタッチしたり、メダルを触らせてもらったりし、興奮冷めやらぬ中お別れしました。

アンケートには「いっしょに足をバタバタして楽しかった」(2年生・女子)「ぼくも手術がんばって早くプールは入れるようになりたい」(2年生・男子)「オリンピックで平泳ぎの金メダルをとる!」(4年生・男子)という声や、保護者の方からの「スイミングを習おうかまよっていましたが、習うことに決めました」という声、他にも「パラリンピックで山田選手を応援する!」という声が多くみられました。

 

選手プロフィール

山田 拓朗(やまだ・たくろう) 選手 
競技名  :水泳
生年月日 :1991年4月12日
出身   :兵庫県
所属   :株式会社NTTドコモ
成績
・2004年 アテネパラリンピック 50m自由形・400m自由形 出場
      (日本選手史上最年少の13歳で出場)
・2008年 北京パラリンピック 100m自由形 5位
・2012年 ロンドンパラリンピック 50m自由形 4位
・2016年 リオデジャネイロパラリンピック S9クラス 50m自由形 銅メダル