どこで起きてもおかしくない地震・津波・台風・集中豪雨などの自然災害。そのたびに失われる命。とりわけ高齢者や障害者、子どもや妊産婦などの「災害弱者」は危険が高く、その命を守ることが重要な課題となっています。その解決策として提唱されたのが、誰の命も救う・誰も取り残さないという「インクルーシブ防災」という考えです。


今回、「インクルーシブ防災」の考えに基づいて、地域の皆さんの力で、地域の皆さんの命をどう守っていくのかを考えるワークショップを、宮崎・日向市で開催します。
日向市は台風や豪雨による河川氾濫や土砂災害、そして南海トラフ巨大地震では、宮崎県内最大の被害が想定されています。そのような地域で暮らす皆さんが防災について考え、話し合える場を作ることができれば、地域で暮らす高齢者や乳幼児、障害当事者などの避難行動要支援者の避難についても考えるきっかけにもなります。また、ワークショップで近隣住民同士の新たなつながりをつくることができれば、防災力の向上のきっかけにもなると考えております。
防災・・・、気にはなっているけど、なかなか近所の人と話すことってないなぁと思っている方は多いのではないでしょうか。この機会にぜひ、防災について話し合ってみませんか。
皆さまのご参加、お待ちしています!

申し込みフォーム

日時

2025年11月10日(月曜)
開場:午後1時30分 開始:午後2時 終了予定:午後5時

会場

日向市文化交流センター 3階 会議室(小ホール棟にあるエレベーターでのみ3階に上がれます)
アクセス] ※クリックするとこのサイトを離れます。

内容

1)話題提供「逃げ遅れる障害者・高齢者等」

青田由幸(あおた・よしゆき)さん(NPO法人さぽーとセンターぴあ 前代表理事)
東日本大震災にともなう福島第一原発事故後、福島・南相馬市から避難できなかった障害当事者や高齢者などの避難行動要支援者の支援を行っていた。

2)ワークショップ:避難行動要支援者の避難と地域ハザードマップアップデート

進行:水谷真(みずたに・まこと)さん(AJU自立の家・障害者就労支援事業所わだちコンピュータハウス 前所長)
AJU自立の家=名古屋市で活動する障害当事者団体。2000年の東海豪雨災害で当事者たちが被災した経験から、当事者自身による災害対策に力を入れているグループ

地域のハザードマップを活用しながら、災害時、危険地域に暮らす避難行動要支援者の安全をどう確保し、どうやって避難できるのかを考えるワークショップです。

対象・申込方法

対象は日向市在住・在勤・在学およびテーマに関心のある方。

参加は無料ですが、事前に申し込みが必要です。

こちらのフォームからお申し込みください。

申し込みフォーム

  • フォームに必要事項を入力し、送信するとすぐに「受付完了」の返信メールが届きます。
  • 受信拒否設定等をされている方は、あらかじめnpwo.or.jpからのメールを受信できるよう、設定の変更をお願いします。
  • 電話・FAXでも受け付けます。FAXの場合は、チラシ裏面の申し込み用紙をご利用ください。

定員

50名

締め切り

11月4日(火曜)午後6時
それよりも前に定員に達しましたら、その時点で締め切りとさせていただきます。


主催

NHK厚生文化事業団

共催

社会福祉法人 風舎

後援

日向市

問い合わせ

社会福祉法人 風舎「防災ワークショップ」係
電話0982-50-0260 FAX:0982-50-0261
E-mail:fu-sha@fusha.jp

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