2023年、認知症に関する新たな動きが生まれました。
新薬の承認に加え、認知症基本法の誕生です。これらによって、認知症との向き合い方はどう変わっていくのか。
本人と家族、そして医療者とともに、今後の展望を皆さんと一緒に考えます。

日時

2024年3月3日(日曜)
開場:午後0時(正午) 開演:午後1時   終演予定:午後3時45分※途中休憩あり

会場

みやこめっせ 地下1階「第1展示場A面」
[京都市左京区岡崎成勝寺町9-1]
[アクセス](このサイトを離れます)
■京都市営地下鉄東西線 「東山」駅より徒歩約8分

参加形態

【会場参加型】か【オンライン参加型】かをお選びいただけます。

締め切りました。

出演者

[基調講演]

木下 彩栄
京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授/
京都大学 理事補(男女共同参画担当)
1989年京都大学 医学部卒業。京都、奈良、東京の病院で脳神経内科の研修後、1994年京都大学大学院博士課程進学、1998年医学博土取得。2000年~2003年に米国へ認知症の研究留学をして、帰国後は、京都大学で特任助教授としてアルツハイマー病の基礎研究を継続し、2005年より現職。現在、コメディカルの教育に携わるとともに、在宅医療、認知症の臨床研究を行う。京大病院ではもの忘れ外来を担当。京都市の長寿すこやかセンター嘱託医も兼務。日本認知症学会 理事、広報委員長。神経内科専門医、認知症専門医。

 

[パネリスト]

松本 一生
松本診療所(ものわすれクリニック) 理事長・院長/
大阪市北エリア連携型認知症疾患医療センター 院長/ 
大阪公立大学大学院 生活科学研究科 客員教授/
日本認知症ケア学会 総務担当理事
1983年大阪歯科大学を卒業し歯科医師になる。高齢者や認知症の訪問歯科診療を目指すが、当時の社会ではそのような活動への理解に乏しく、医師免許を取得するために関西医科大学に再入学。医学部を卒業してからは認知症を専門とする精神科医を目指し、30年ほど前に実家である松本診療所に老人デイケアを開設。スタッフと共に先駆的な活動に取り組む。現在は小さな診療所を開設。パーキンソン病の妻の介護をしながら、認知症を専門とするメンタルクリニックを続けている。

 


鎌田 松代
公益社団法人 認知症の人と家族の会 代表理事
1956年佐賀県生まれ。看護師として、大学病院や特別養護老人ホームなどで勤務。1981年、義父が脳内出血を起こし、在宅介護のため離職。その経験から復職後は在宅看護分野で働く。2004年以降、佐賀の両親、京都の義母が認知症の診断を受け、認知症介護と向き合うようになった。2007年より認知症の人と家族の会 理事、2023年6月に代表理事に就任。

 



伊藤 俊彦(認知症当事者)・元子(妻)
1943年北海道生まれ。北海道大学大学院 工学研究科修了。1972年に妻・元子さんと結婚。
北海道教育大学 教授として地質学、鉱物学を研究する。退官後、娘が暮らす京都に転居したが、翌年68歳の時に認知症と診断される。当初は「わけのわからない自分になるのでは」と、不安のなか苛立つ日々が続いたが、受診した洛南病院が開いていたテニス教室に参加してから気持ちが前向きに変化。「先のことを心配せず、認知症とうまくつきあう」と心に決め穏やかに過ごしている。2018年には認知症当事者の出会いの窓口「オレンジドアノックノックれもん」を妻とともに立ち上げ、二人三脚で訪れる人々の相談に乗ってきた。2023年には、大学時代の研究の功績が認められ瑞宝章を受章した。
 

鈴木 貴美江(認知症当事者)・祐三子(長女)
1939年群馬県高崎市生まれ。結婚を機に京都に移住し、夫が立ち上げた呉服工房で経理を担当。56歳のときに義母が認知症、夫が脳梗塞で高次脳機能障害に。家業を引き継いだ娘の祐三子さんとともに二人の介護を担う。義母と夫が亡くなると、貴美江さん自らも75歳で認知症の診断を受け、意欲をなくし引きこもるようになる。しかし、主治医の勧めで認知症カフェの手伝いをするようになってから、自信と元気を取り戻す。現在は、畑仕事をしたり、様々な認知症カフェで得意のドリップコーヒーをふるまったりするなど活動的な日々を送り、2022年には「京都府認知症応援大使」に任命され、講演活動なども行っている。

[コーディネーター]

三宅 民夫
元NHKアナウンサー/
立命館大学 衣笠総合研究機構 客員研究員
1952年名古屋市生まれ。1975年NHK入局。岩手、京都勤務を経て、1985年東京アナウンス室へ。『おはよう日本』『紅白歌合戦』など、さまざまな番組の進行役を担当する。日本のこれからを考える多人数討論番組で長年にわたり司会をすると共に、『NHKスペシャル』キャスターとして「戦後70年」や「深海」など大型シリーズも担ってきた。2017年にNHKを卒業してフリーに。現在は、『鶴瓶の家族に乾杯』<総合テレビ>の語りなどを務めている。著書に『言葉のチカラ』(NHK出版)。

 

【同時開催】
「認知症 予防と共生のミニメッセ」
当日はフレイルチェックや予防へのアドバイス、認知症に関する情報コーナーなどがあります。(協力:京都府・京都市・一般社団法人 理学療法士会など)

フォーラムご参加にあたって



【オンライン参加型】

  • インターネットに接続された環境下にあるパソコン、スマートフォン、タブレットで全国どこからでもご視聴いただくことができます。
  • 参加者お1人ずつ事前申し込みが必要です。
  • 「ライブ配信ご視聴の手引き」「困った時は…(Q&A)」「プログラム」を2月26日にホームページに掲載します。視聴についてのガイドになりますのでご確認ください。
  • お申し込み後にお送りするメール『視聴に関する大切なご案内』(自動配信)で、「ライブ配信するサイトのURL」「パスワード」など視聴に必要な情報をお伝えします。
  • Wi-Fi(無線)接続の場合、状況により映像や音声が途切れる場合があります。また、長時間の視聴になるため、3G/4G/5G/LTE回線等でのご視聴では、データ通信量が決められた上限に達してしまう場合がありますのでご注意ください。インターネットデータ通信料はご負担ください。

【会場参加型】

  • 2月19日以降、順次、入場整理券(1枚で1人入場可)を封筒に入れて郵送します。お1人ずつ事前申し込みが必要です。
  • 入場整理券はご本人様のみに有効であり、譲渡や転売は固くお断りします。
  • 会場内での喫煙、ビデオ・写真などの撮影や録音はご遠慮ください。
  • 客席での飲食はご遠慮ください。ロビーではお飲み物(アルコールを除く)はお召し上がりいただけます。
  • 客席の様子が放送・配信される場合があります。
  • 荒天の影響などにより、【会場参加型】を取り止める場合があります。
    その場合は、このホームページでお知らせいたします。また、申し込みフォームで【会場参加型】を選択した場合も、変更の手続きなく【オンライン参加型】でご視聴いただけます。なお、ご都合で会場参加ができなくなった場合、会場に来られない旨をご連絡いただく必要はありません。




参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
申し込みフォームに必要事項を入力してお申し込みください。
締め切りました。

【会場参加型】をご希望の方は、はがき・FAXでも申し込みができます

必要事項をご記入のうえ、下記までお送りください。

必要事項
(1)お名前(ふりがな)(2)郵便番号・住所 (3)電話番号 (4)メールアドレス(ある方のみ) (5)参加人数(最大2名まで)(6)同行者名 (7)同行者の住所が異なる場合は、同行者の郵便番号・住所・電話番号・メールアドレス(ある方のみ)もご記入ください。

 

  • メールアドレスをお持ちの方は必ずご記入をお願いいたします。荒天の影響などにより、開催内容・方式が変更になった場合の連絡などに使用する場合がございます。
  • 同行者の住所が異なる場合は、それぞれの住所へ入場整理券を郵送します。
  • 車いすをご利用の場合や、個別の対応を希望される場合など連絡事項がある場合は、その旨もご記入ください。

    送り先:NHK厚生文化事業団「長寿の未来フォーラム」係
    はがき 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-4-1第七共同ビル
    FAX03-3476-5956


※個人情報は適切に管理し、本フォーラムについての連絡にのみ使用いたします。
詳しくはNHK厚生文化事業団の「個人情報保護方針」をご覧ください。

定員

【オンライン参加型】 400名
【会場参加型】300名
※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。

問い合わせ

NHK厚生文化事業団「長寿の未来フォーラム」係
電話 03-5728-6633(平日 午前10時~午後5時)
メール event5@npwo.or.jp
※件名に「長寿の未来フォーラム」と入れてお問い合わせください。



主催

NHK厚生文化事業団 NHKエンタープライズ 

後援

NHK京都放送局 厚生労働省 京都府 京都市 
社会福祉法人京都府社会福祉協議会 社会福祉法人京都市社会福祉協議会 
一般社団法人京都府薬剤師会 京都府リハビリテーション三療法士会協議会 
公益社団法人認知症の人と家族の会

協賛

株式会社ツムラ

協力

認知症フォーラムドットコム


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