第1回(9月1日)熊本地震!被災地支援現場からの提言

講師:渡辺日出夫さん (NPO法人 アドラ・ジャパン)

初回

初回は、海外も含め多くの被災地支援を続け、熊本にも地震直後から入っている国際的な支援団体アドラ・ジャパンの渡辺さんから、熊本での実体験や今後の大災害への提言を聞きました。 
・避難所では、高齢者も障がい者も妊産婦も外国の人も「要介護者」とひとくくりされ、1か月以上たってもパンやおにぎりばかり。プライバシーが確保できない現実がある。
・各家庭の実情に合わせ、日常的に飲食するものや日用品は、常に予備を買い、「古い順番に1つ使ったら新しいものを買う」備蓄が重要。
・行政に頼らず、1週間は生き延びる準備をする。
・「誰もが被災者 それが災害」
具体的な提言が多く、自分たちで何ができるかを考えるきっかけになりました。
参加者からは「TVやネットでは知ることのできない現地での活動を経た生の声を聞くことができ大きな発見があった」「リアリティのある話で地域に還元したい」という感想が寄せられました。

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第2回(9月8日)防災ワークショップ!あなたはどうする?

講師:高橋紘之さん (東京ボランティア・市民活動センター)

         古屋武彦さん(しぶやボランティアセンター)

2回目

第2回は、まず東京ボランティア・市民活動センターの高橋さんから、首都直下地震が起きた時、どんな被害が想定されるのか、帰宅困難者や避難生活はどうなるか学びました。東京湾北部地震があった場合、東京都の死者1万人、避難者330万人、帰宅困難者470万人という想定もあります。
次にしぶやボランティアセンターの古屋さんから、渋谷区での災害ボランティアセンターがどのように組織されるのかを教えてもらいました。
そのうえで、災害時に直面する様々な事態の中でどう行動したらいいのか、グループにわかれ、「クロスロード」という災害対応カードゲーム教材で、一人ひとり意見を出し合い、話し合いました。
災害時にはマニュアルが通用しない事態が起きます。そのときどうしたらいいか、参加者は実感をもって学びました。
「すごい現実をたたきつけられました」「今日聞いたことは、会社の人や友人に伝えたいです」などの感想が寄せられました。

第3回(9月15日)
【発達障害者本人が登壇】気が付かれない災害弱者

講師:熊本県発達障害者当事者会Little bitの皆さん

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第3回は、熊本地震で被災した発達障害の当事者の皆さんが、その体験や皆さんに伝えたいことを話しました。
突然の非日常空間。「周囲から不審がられる」「環境の変化によって想像を絶するダメージがある」などのために、避難所に長くいることができず、自己否定感に襲われることもあったそうです。その中でLINEで連絡を取り合い、居場所(シェルター)を創り、支え合いました。
「約1か月のシェルター生活で負担がなかったわけではない。でも私は仲間がいたから『鬱にならなかった』」
「私が生きてこれたのは、いつだって支えてくれた仲間の存在があったからだと思っています」という言葉が参加者の心に突き刺さりました。
また「障害当事者は助けられるばかりではない。自分たちにはできることがある」と、炊き出し・夜回り活動などを行ったことや、自分たちのことを理解してもらうために「発達障害当事者災害手帳作成マニュアル」をつくったことなどは、とても参考になりました。
「安易に『助けたい』と思わないでください。ただできることを一緒にみつけてください」という声も忘れられません。
参加者からは「当事者の生の声を聞くことができて、新しい視点を見つけることができました」「一人ひとり状況が違うことが良くわかった」という感想が寄せられ、参加した発達障害の当事者の方は「自分個人の対策はうっすら考えていましたが、ネットワークづくりも大事と考えさせられました」という感想を残してくださいました。

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全体的に参加者が少なかったので、さらに広報活動に力を入れ、ネットワークを築いていきたいと思います。