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『車いすラグビーのパラリンピアンたちが学校にやってきた!』

2026年7月2日、東京都の渋谷区立広尾小学校で、「交流教室パラリンピアンがやってきた!」車いすラグビー編を開催しました。ゲストには、パリ2024パラリンピックで悲願の金メダルを獲得した池崎 大輔選手と、島川 慎一選手をお招きしました。

池崎 大輔選手と島川 慎一選手 金メダル

車いすラグビーは、車いす同士の激しいぶつかり合いが特徴の競技です。車いす競技の中で唯一タックルが認められており、試合中にはタイヤがパンクするほどの激しい接触が繰り広げられます。

当日は、体育館に集まった4・5年生の児童と有志の保護者の皆さんが、実際に車いすラグビー専用の車いすに乗って競技を体験しました。
「世界一のタックル」とも称される島川選手のタックルを体感したり、児童同士でミニゲームに挑戦したりと、保護者や先生方も一緒になってドキドキの体験を楽しみました。
タックルのたびに、「ガキーン!」という大きな金属音が体育館中に響き渡ります。迫力満点の体験でしたが、選手も児童も保護者も終始笑顔で、会場は大いに盛り上がりました。

実技体験の他にも、選手たちが、車いすラグビーとはどんな競技か、そして、自分たちが障害をもった経緯からパラリンピックで金メダルを獲得するまでのお話を聞かせてくれました。

島川選手「今日、みんなも車いすラグビーを実際やってみる前は、ちょっと怖いなって思いもあったと思うんだけど、乗ってみたら楽しかったよね。
こうやってね、いろいろ挑戦してみること。実際にやってみると楽しさや新しい発見があり、さらに挑戦したくなるので、これからもさまざまなことに積極的に挑戦していってください。」

池崎選手「『準備』がどれだけ大事かをみんなに伝えたいです。車いすラグビー日本代表は金メダルを獲得するために4年間かけて『準備』を続けました。その『準備』は楽しいことだけでなく、つらいことや苦しいこともありましたが、しっかり、金を取るための『準備』をしてきたんですよね。
みんなも、テストで良い点を取るためには勉強をする、スポーツで上達するためには練習をするなど、『うまくいくためにどんな準備が必要か』を考えて、いろんなことに挑戦してあきらめず努力を続けてほしい。
あとね、自分たちも車いすに乗ってます。障害っていっても、目の見えない人、耳の聞こえない人、いろんな障害があります。困っている人に対して自分に何ができるかを考えて、優しさと勇気を持って助けることが大切です。友達同士もそう。支え合いながら、さまざまな経験をして楽しい学校生活を送ってほしいです。」

後日、児童のみなさんの感想が届きました。
・「しょうがい」に対するイメージが変わった!
・想像と違って「普通」な感じでびっくりした。もっと悲壮感があるかと思った。
・とにかく選手たちが楽しそうだし、ポジティブで俺たちは強いってオーラがめちゃくちゃ出てた!
・しょうがいが軽くても重くてもスポーツができるって知ってびっくりというかすごく面白いなって思った!
・自分たちが知らなかった「別の楽しみ方」で生きている。

先生からも、
子供たちにとってネガティブなフィルターとなっていた「しょうがい」が、むしろ「憧れ」や「尊敬」の対象となっているように感じました。
というお声をいただきました。
障害の有無にかかわらず、多様な人々と出会い、関わり、自分の力で考えながらさまざまな経験を重ねることが人の成長につながる。今回の交流教室は、そんな大切な気づきを児童たちにも私たちにももたらしてくれた貴重な機会となりました。

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