活動リポート

2014年2月11日

第47回NHK福祉大相撲を開催しました

2月11日、東京・両国の国技館で、第47回NHK福祉大相撲を開催しました。 人気力士とちびっこ力士たちの取組や初っ切り、お楽しみ歌くらべなど盛りだくさんの内容で、会場を埋め尽くした約4300人の観客は大いに盛り上がりました。 この催しの純益で、福祉車両「福祉相撲号」5台を購入、日産自動車から寄贈された1台を合わせて、全国6か所の高齢者や障害者の福祉施設・団体に贈呈します。

子どもたちが人気力士に挑戦

福祉大相撲で毎回人気なのが、「ちびっこ力士　関取に挑戦」のコーナーです。相撲道場で鍛練を積んだ子どもたちが関取に挑戦します。今回の挑戦者は、東京都文京区の文京針ヶ谷相撲道場に通う小学生から中学生までの17人。対する関取は、千代大龍関、勢関、魁聖関の3人です。

はじめに小学校低学年の子どもたちが魁聖関に果敢に挑みましたが、なかなか動かすことさえできません。なんとか力を振りしぼって見事に押し出しました。

このコーナーの一番の見どころだったのは、中学生と千代大龍関の取り組みです。中学生は関東大会3位の実力者。千代大龍関と互角の勝負を展開しました。最後は粘りに粘った中学生が上手投げで勝利。中学生の大健闘に会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

お楽しみ歌くらべで力士と歌手が共演

お楽しみ歌くらべには、華原 朋美、城之内 早苗、森山 愛子、八代 亜紀、PASSPO☆といった女性歌手のみなさんと、振分親方（元高見盛）、鶴竜関、豊ノ島関、北太樹関、髙安関が出演し、持ち歌やデュエット曲を披露しました。

お楽しみ歌くらべでは歌だけでなく、力士の知られざる素顔も紹介しています。
野球少年だった髙安関が得意のバッティングを披露したり、鶴竜関が力の源としているモンゴル料理を紹介するなどしました。

また、去年結婚した北太樹関がプロポーズの言葉を披露すると、振分親方が華原 朋美さんを相手にプロポーズの練習。「結婚してください」と迫力のある振分親方の言葉に、華原さんは「はい」と返答。会場から歓声がわき上がりました。

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6団体に福祉相撲号を贈呈

この催しの純益で、福祉車両「福祉相撲号」を購入し、全国の6か所の福祉施設・団体に贈呈します。

3月10日（月曜日）には、京都・南丹市で特別養護老人ホームなどを営む「日吉たには会」で贈呈式が行われました。日本相撲協会の八角理事（第61代横綱 北勝海）らが出席し、施設の皆さんに車のキーや力士の手形色紙などが贈られました。

なお、今年度の贈呈先は次の通りです。