NHK厚生文化事業団は、NHKの放送と一体となって、誰もが暮らしやすい社会をめざして活動する社会福祉法人です

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活動リポート

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2007年6月 2日

認知症フォーラム「あきらめない」(東京)実施しました

今年度は、認知症の医療やケアの最新情報をお伝えするフォーラム「あきらめない〜最新医療と社会の支え〜」を全国8会場で実施します。最初の会場となる東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで、6月2日(土曜日)、フォーラムを実施し、認知症の人のご家族や、医療・福祉の専門職など、550人が参加しました。

写真:舞台全景。中央にスクリーン。その下に5人の出演者。

主催・後援・協賛

  • 主催: NHK、NHK厚生文化事業団、読売新聞社
  • 後援: 厚生労働省、社団法人 認知症の人と家族の会
  • 協賛: 株式会社 ツムラ

出演されたみなさん

出演されたのは次の方々でした。

写真:小阪憲司さん

小阪 憲司(聖マリアンナ医学研究所所長)

1939年生まれ。金沢大学医学部卒業。現在、聖マリアンナ医学研究所所長、横浜市立大学名誉教授。
専門は認知症の臨床と脳病理の研究で、「レビー小体型認知症」を発見し、1976年以降の一連の報告の中で明らかにした。認知症研究で世界的に知られる。

写真:助川未枝保さん

助川 未枝保(特別養護老人ホームじょうもんの郷 施設長)

1981年千葉市療育センター「ふれあいの家」相談員。その後、船橋市前原在宅介護支援センターでセンター長を務める。「認知症でも身体に障害があっても暮らしやすい地域づくり」を掲げて地域福祉に取り組む。
2005年から現職。

写真:松坂 由美子さん

松坂 由美子(認知症の人と家族の会 東京都支部)

3年半ほど前に、同居していた実母に認知症の症状が表れ始め、以来、介護をしている。その介護の経験を生かして、今年の4月から、家族の会東京都支部の電話相談員として、他の家族の相談に答えている。

写真:藤田弓子さん 藤田 弓子(女優)

1945年生まれ。東京都出身。1968年、NHK連続テレビ小説「あしたこそ」主演。以来、テレビ、映画、舞台、講演など、多方面で活躍中。ドキュメンタリーのリポーターとして認知症の人や家族と出会ったことなどから、高齢者の介護や看護のあり方、ボランティアの重要性に関心を持っている。

進行は、町永俊雄NHKチーフ・アナウンサーが務めました。

NHK BS2で放送します

フォーラムでは、「認知症の最新医療」や「認知症のタイプごとの症状の違い」などについて詳しく説明したほか、ご本人の心に寄りそう介護の取り組みについて、これまでNHKで放送した認知症の番組の映像を交えながら、医療、介護、家族それぞれの立場からお話しされました。
このフォーラムの模様は、NHKのテレビで放送します。放送日時は下記の通りです。

「BSフォーラム」(衛星第2放送)
7月1日(日) 午後3時30分〜午後4時24分
(放送日時は変更されることがあります)


冊子の表紙。柔らかい感じのイラスト。

冊子「もの忘れが気になるあなたへ・・・」

出演者のお一人、小阪さんが監修された冊子「もの忘れが気になるあなたへ・・・」を、無料(送料のみご負担)でお分けしています。
申し込み方法など詳しいことは、こちらをご覧ください。

今後のフォーラムの予定

認知症フォーラム「あきらめない〜最新医療と社会の支え〜」は、今後7会場で実施します。後半の4会場での実施は9月からです。申し込み開始時期など詳しいことは、こちらをご覧ください。

 

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