第51回NHK障害福祉賞　佳作
〜第1部門〜
「自由なこころで」

私は今年、早いもので六十三歳になりました。長くて早かったように思えます。脳性麻痺で身体は四肢麻痺ですが、首から上だけは自由に動かせます。他の方より自由に動かせる所は少ないですが、心は自由自在に動いてくれています。
私の人生の重要起点となったのは二十四歳の時、自宅を離れ施設に入所した時でした。遅咲きの親離れになるのでしょうか、それまでは母親の介護の元、家族だけの生活でしたので、集団生活のいろはの様なもの、または知っていて当然ともいうものを身につけておりませんでした。例えて言うなら「生活の時間の流れ」タイムスケジュールです。朝は起床から始まり、朝食・訓練・昼食・入浴・夕食・そして、就寝となる生活の流れです。当時家での生活は、目が覚めたら朝食、母親の手が空けば排泄、着替え等々一日のスケジュールはルーズなものでしたので、施設に入った時、この生活時間になれるまで四苦八苦致しました。慣れるまで一週間いや十日間ほどかかったでしょうか、気の遠くなる様なつらい日々を過ごしておりました。ところがその気疲れなのか二週間ほど経った頃、とうとう原因不明の高熱を出してしまいました。今思えば「知恵熱」の様なものです。ベッドの上で天井を見つめながら、心細い思いで寝ていると 「御心配お掛けして……」
と、廊下から聞き覚えのある声が響いてきました。連絡をもらい心配して来てくれた母親の声でした。どれだけ心が救われたでしょうか。その頃の私は、世間知らずで、社会性が乏しく、まだまだ小さな子供の様でした。母親の介護しか知らない私は、家族以外の寮母さん方の介護に戸惑いや恥ずかしさがあり、心が緊張し身体が悲鳴をあげていたのだと思います。
それにも増して私の中で抵抗し難いものがありました。それは「おしめ」です。家での介護は尿器を使っておりましたが、施設では全員「おしめ」だったのです。私にとって青天の霹靂とまでは行かないものの、かなりの抵抗がありました。しかし、「これから私はこの施設で暮らしていかなければいけないのだ。こんなことで挫けてはいけない」と、自分に叱咤激励し、受け入れることにしました。年配の寮母さんは熟練した手際の良さで、次から次へとおしめ交換をして行きました。そして若い寮母さんは、当時の私と年が近いこともあり、おしめ交換以外の身の回りの片付けや、暇を見つけて優しい言葉をかけてくれたことを今でも覚えています。
施設での私の一日の大半は、車いすの上での生活でした。私の障害は、両手両足共ほとんど自分の意志で、自由に動かすことができません。ですから車いすを自由に動かし操ることは絶対に不可能でした。進まない車いすの上で押してくれる人が通るのを待つばかり、なんとかして移動したい気持ちでいっぱいでした。しかし座らせてもらうと、前屈くらいはできるのです。そうしているうちにたまたま、上半身を前後に揺らせればその反動を使って、前後に車いすが少し動くことに気が付きました。車いすが後退しないように少しだけ動く右手を車輪のリムリングに添え、上半身を前後に思いっきり揺らすと、ちょっとずつ前に進むのです。曲がりたいときは、その方向へ思いっきり反動を付けると、車いすはその方向に向いてくれます。これは私にとって画期的なことでした。ほんの少し「自由」を手に入れることが出来たのですから。毎日の訓練は、みんなが来ないような暗い廊下の片隅に連れて行かれ、長い時間をかけ訓練室まで戻るのが午前中の日課になりました。でも、その速度は実用性のあるものではなく、日常の移動は寮母さんに押して頂く状況でした。すると何日か経ったある日、半身麻痺で杖を使って歩いておられる父親の年代のような入所者さんが、部屋までの帰り道車いすを押してくださいました。私が
「ありがとう。でも押さなくても大丈夫ですよ」
と言うと、
「いやいや、車いすが杖の代わりになって楽だから」
と、毎日の日課のように押してくださいました。そして少しずつ会話をするようになりました。きっとなかなか動かない私を見兼ねて、その場から動かしてくれたのだと思います。
私は、施設生活にも慣れ、精神的にも落ち着いてくると、周りの状況が見えてくるようになりました。食堂から私の居室へ帰る途中、どこからか聞いたことのない音が聞こえてきました。まるで機械の雑音の様な……音の主はアマチュア無線の音でした。その人は、無線の免許を持っている一つ年上の入所者でした。「自分もしてみたい」、強い思いが込み上げました。数日後、寮母さんに頼み込み無線機のある居室に連れて行ってもらいました。それまでテレビの刑事ドラマでしか見たことのない無線機を目の前に見ながら話を聞いていると、より一層無線をしたい思いが強くなり、思わず
「アマチュア無線の勉強を教えてください」
と、言ってしまいました。すると幸いにも快く引き受けてくださいましたが、一つの条件付きでした。それは、「一度しか教えない」との条件でした。その日から毎日、夕食の後食堂に残り、教科書を前に真剣な一時間を過ごす日が、一年以上続きました。受信・検波・増幅・変調などの専門用語が出て来るのですが、私にはまるで「外国語」にしか聞こえません。当時は「教育免除」などという教育を受けなくてもよいとする法律があり、私の意志ではなく小・中学校へ行くことが出来ませんでした。そのうえ、真空管の原理とかトランジスター、ダイオードに抵抗の働きとか、覚えなくてはいけないことだらけです。内心「こんなことまで覚えなくはいけないのか」と思いながらも、無線をしたい一心で頑張っておりました。ところが教科書のページが残り少なくなっていくと、なんだか寂しくなってくるのです。
そんな時、養護学校の先生が卒業生の入所の見学に来られました。たまたま私たちの姿を目にして、ことの成り行きを聞き私に
「うちの学校で出張試験を実施するから、その時においで」
と、声をかけてくださいました。私にとって渡りに船の様な話が持ち上がり、毎日の勉強により一層励みがつきました。
勉強を始めて一年以上経ったある日、養護学校から「電話級アマチュア無線技士国家試験日程の知らせ」が送られてきました。試験は幸運にも、実家の近くの町で行われることになっていたので、前日から実家に帰り試験会場である養護学校に向かいました。養護学校では試験場で使う車いすと、その車いすの高さにあったテーブルが用意されていました。ドキドキしながら試験会場に通され、説明を受け解答用紙を見たとたん落胆しました。なぜならそれは、四択のマークシートだったのでした。「鉛筆を口にくわえ塗りつぶさなければいけないのか……」そう思った瞬間、後ろのほうから、あの養護学校の先生がソーッと自分の側へ近寄ってきて、
「お手伝いしましょうか」
と、言ってくださいました。私は
「よろしくお願いします」
と頭をさげました。そして一つ深呼吸をして、問題を読みはじめました。自分が正解だと思ったものに印を付けると、先生がマークシートの枠をきれいに塗りつぶしてくれるのです。先生の優しさに感謝しながら一生懸命問題に取り組みました。すると、食堂のすみで毎日教えてもらってきた情景が早送りされ、答えのところが鮮明に脳裏に映り出されました。そして結果は、「合格」でした。
小・中学校に行かれなかった私は、明治生まれの祖母にひらがなを教えてもらい、簡単な漢字はテレビの相撲中継で覚えました。そして難しい漢字は、模型の本に書いてあるものを母に教えてもらい何とか読めるようになりました。その私が、「電話級アマチュア無線技師」の免許証を手にすることができたのです。当時は「無線をしたい」という気持ちでいっぱいいっぱいでしたが、この年になると、毎日勉強を教えてくださった先輩、養護学校の先生方のお陰だったと感謝の気持ちでいっぱいです。
施設生活も二年が過ぎ、生活の不自由を感じなくなっていました。そしてようやく待望の無線機を置く段取りになり、施設長の許可をもらいに行ったのですが、いろいろ規制がかかりました。「同室の人に迷惑にならないように音量に注意すること、アンテナ線を引き込むには建物を傷付けないようにすること」等々、注意事項を並べられました。黙って聞きながら内心「運用上のマナーは勉強してきたのにな」と思いつつ許可頂けるのを待っていました。そして、ようやく待ちに待った許可が下りたのでした。
はやる気持ちを抑えて、市内の無線機店さんに電話をしました。すると無線機店さんは、たくさんのカタログをすぐ持って来てくれました。でも私の手が使えないのを知ると、心配して別のスイッチなど増設して、とても使いやすく改造してくれました。こうして優しい無線機店さんの力を借りて設置が終わりました。たくさんの注意事項の規制の中、私の無線運用できる時間は限られてしまいましたが、いよいよアマチュア無線の開局です。
高鳴る心音、口に棒をくわえ、意気込んで無線機の電源を入れました。「さぁー、交信の開始」と、思ったのですが、相手がいないと交信はできません。気を取り直して、他人の交信を聞くことにしました。他人の交信も聞いていると勉強になります。しかしうずうず、イライラ、つまらなくなりたまらず
「ＣＱ・ＣＱ・ＣＱ、こちらは○○局、どなたか応答願います」
を連発していました。最初に応答してくれたのは、いつも運転しながら仲間との連絡に無線を使っている、ダンプカーの運転手さんでした。初めて交信できた方が話しやすい気さくな方だったので、その後の交信にも弾みがつきました。良いかたちで無線ライフがスタートしました。こうして何人かと交信していると、顔なじみというか声なじみの友達の輪ができました。そして、市内の気の合う者同士が集まったグループのメンバーに加入させてもらい、集まることがあればメンバーが車で迎えに来て、声だけではなく、顔を合わせて会話も楽しんでいました。恋い焦がれた無線ライフの毎日を満喫しておりました。ところがそんなある日、いつものように交信で楽しんでいると、声見知りのない人物が
「お前らそんな障害者と話をして楽しいか」
と割り込んで来ました。そのチャンネルにいた仲間は一瞬にして静かになってしまいました。私から
「障がい者のどこが悪いのですか」
と交信すると
「そんな聞き取り難い奴と交信できんわ」
と捨て台詞です。私が言い返そうとした瞬間、グループの中で一番年上の纏め役の方が
「○○局は俺たちの仲間です。交信の邪魔をしないでくれ」
と私をかばってくれました。私を案じた他の仲間は、周波数を変え落ち着かせるような言葉をかけてくれました。たしかに、私のしゃべり方には少し構音障害があるため、知らない方には聞き取り難いと思います。こんなことがあってからは初めての方との交信をする時は、「私は障がい者です。聞きづらいこともあると思いますがよろしくお願いします」と言うように心がけました。こんな所にも「障がい者」への偏見が見え隠れしました。
入所して八年が経とうとしていた頃、実家と同じ市に療護施設が新設するという話があり、実家が近い入所者は、そちらへ移ることになりました。新しい施設ができる日が近づき、この住み慣れた施設を離れる寂しさと、家に近くなるという嬉しさとが入り乱れ、複雑な気持ちでいっぱいになりました。
退所の日が来てしまいました。退職・転勤された元職員の方々が、新しい施設に移る私たちを見送りに駆け付けてくれました。別れを惜しんでいると、息を切らしながら走って来る見慣れた一団が私の目に入りました。それは、気の置けない大切な無線の仲間たちです。
「山ちゃん、元気でなー、あっちへ行ってもアンテナをこっちへ向けとけよ」
と、みんなの寄せ書きを見ると目頭が熱くなり、泣きそうになりました。大切な仲間との別れは私を一回り大きくしてくれました。
次の施設は、開所して二日目の真新しい建物で、職員全員「一生懸命介護をするぞー」という気迫に満ち満ちあふれている施設でした。「地域に根ざす」というスローガンの下、毎週のようにやって来る見学者・ボランティアの方々、小・中学校の生徒さんとの交流会などたくさんあり、戸惑いながらも新しい生活が始まりました。そしてもう一つ、それまで「おしめ」をしていた生活から心機一転、「おしめ」を取っての生活へと変わりました。
入所してすぐのころ、作業室でワープロを使って「里だより」という施設の機関紙の原稿を打ち込む役目を頂きました。しかしトイレと作業室との距離が遠く、車いすをこぎながら
「トイレに行っているのか、作業室にワープロを打ちに行っているのかわからん」
と独り言を言っていたのが、係長さんの耳に入ったのでしょうか。翌日、リハビリ室に行くと訓練士の先生から
「電動車いすに乗ってみないか」
と言われ驚きました。しかし両手が使えないのにどうやって運転するのだろうかと不思議に思いました。また、もしかすると自由に動けるかもしれないとも思い、嬉しくなりました。先生に
「どれに乗るのですか」
と尋ねると、
「自分用の電動車いすが来るまで、寄付してもらった車いすを試験的に乗れるようにしてあげよう」
そう言ってくださいました。数日後、車いすの業者さんが、手元のコントロールボックスを、たくさんの部品を使って顎の下に移動させ、操作できるようにしてくれました。これで自由を手に入れたと喜びました。しかし、自動車の運転と同じで、事故などを起こさない様練習しなければなりません。顎でレバーをどの位倒せば良いのか、どの角度でカーブをはじめるか、どのくらい手前でレバーを戻せば止まれるのか等々、自分で把握しなければ私自身心配です。当分の間、運転の技術が身につくまで、夕方リハビリ室で練習をすることになりました。自動車教習所の様なものです。二か月ほど練習すると何とか運転出来るようになり、近くの喫茶店やスーパーへ買い物に行きたくなりました。しかし、施設長から屋外に出る許可を頂くことは出来ませんでした。私はこの状況を何とかしようと思い、直談判に行きました。すると施設長は、自分も電動車いすで一緒に行ってみてから判断するとおっしゃり、近くのスーパーマーケットまで訓練士の先生と三人で出かけることになりました。さて、どうなることか、まずは施設の玄関を出発し、畑の脇道を通り、横断歩道を渡り、畑の細い脇道へ差しかかった時、後ろでガッチャンーと大きな音がしました。振り返ってみると、施設長の電動車いすが畑の脇にある物置小屋に突っ込んでいました。今でも鮮明に覚えていますよ、施設長の悪びれた顔。
「ここで、試験は中止にします」
スーパーまで行くものだと思っていたのに拍子抜けしましたが結果オーライです。一人で外出できる許可が出たのです。これで買い物に自由に行けます。しかしこの先に難題がありました。私には棚に並んでいる商品を取ることできませんし財布からお金を出すこともできません。私は考えました。まず欲しい物の商品名を覚えレジまで行き店員さんに伝えます。そして商品の棚まで二人で行き、買いたい商品をレジまで持って行って貰います。その後、財布からお金を出して支払ってもらう。この一連の流れを実行してみました。初めは店員さんも車いすで来た障がい者に、どう対応して良いか分からなかったみたいでしたが、今ではお店との信頼関係ができて快く対応してくださり、買い物が楽しめるようになりました。
毎日の生活にゆとりができてくると、何か人の役に立てるものはないかと、漠然と思い始めました。そんな時、偶然にも朝の情報番組で「これからの時代インターネットとパソコンが欠かせなくなりそうです」とアナウンサーが熱を帯びた声で、取り上げていました。その番組を見た瞬間、「これは、自分たちのような障がい者に必要な物になる」と直感しました。大げさにいうと神のお告げのようなものです。しかし購入しようと思っても田舎のお店ではなかなか少なく、大阪在住の従姉妹に購入してもらいました。今でも鮮明に覚えていますが、パソコンが届いた時、ワクワクした感情が込み上げ嬉しくてたまりませんでした。早速、施設のパソコンに長けた職員にセッティングしてもらい、電源を入れると驚きました。以前、家庭用コンピューターを譲ってもらい、ベーシック言語で遊んでいた頃の画面とは違い、カラーで表示され、操作もキーボードとマウスも使って入力できるのです。今では当たり前のことですが、当時は最新で画期的、「便利になったもんだ」と感心しておりました。でも、私にはマウスが使えないので、トラックボールを顎で使用しています。
施設ではネット回線を引くことに問題があったので、ＰＨＳをパソコンにつないでのネット通信をしていました。今では施設にネット回線を引く許可がおりたので、高速の光ファイバーを引いて快適なネットライフを楽しむことができています。幸いにも新しい施設に来てから無線で知り合った方に、パソコン関係の仕事をしている方がいるので何かあるとすぐに駆け付けてくれます。ほんとうに感謝しています。そうしているうちパソコンを使いこなせるようになり、今ではＯＳの入れ替え等ソフト的なことや、施設の行事のポスター作成や写真を使った動画など、ソフト面は対応できるようになりました。また、施設の職員さんの個人的なパソコントラブルなどには、パソコン友だちと一緒になって対応し、人のお役に立てる様になりました。
やっと覚えたパソコンの知識を趣味以外の何かに使えないかと考え、ケアマネジャーさんに相談してみました。すると就労継続支援Ｂ型のサービスを使えることが分かり、隣市の就労支援施設で一日だけ体験で行くことになりました。待ちに待った体験の朝、迎えに来られて作業所に向かいました。就労支援施設の方々は優しい人ばかりで安心しました。すぐにパソコンが用意された部屋へ案内され、与えられた仕事の文章にまとめて打ち込む作業に取りかかりました。実のところ文字の打ち込み作業が一番苦手なのです。手が使えない私にとって、原稿を見ながら、キーボードも見ながら、そして画面も見ながらの同時進行の作業はとても大変なのです。どうにか帰りの時間までに大半の文章を打ち込むことができました。ところが私のように施設へ入所している者には、就労支援施設への送迎の料金が発生してしまい、仕事をした手当より、支払う金額の方が多くなってしまうのです。何のための仕事だったのだろうか。またもや法律の壁に阻まれ、就労をすることを諦めざるを得ませんでした。しかしいつか今までの経験を活かし、人の役に立ちたいという望みは、持っていたいと思います。
私は施設生活で、無線では大切な仲間、電動車いすは自由と社会性、パソコンでは人の役に立てる仕事を手に入れました。家にいて味わうことのない経験は私を大きく育ててくれました。今までたくさんの人に支えられ助けられ、ここまで生きてこられました。残りの人生人の役に立てるような、そして生きがいを持てるような仕事を見いだし、前を向いてしっかり歩いて行きたいと思います。そう、私の心には見えない羽が生えているのだから。

山�ｱ 嘉通プロフィール

一九五三年生まれ　無職（施設入所）　鳥取県境港市在住

受賞のことば

自分が施設に初めて入所して、平成二十九年で四十年を迎えるにあたり、何か想い出に残るものがあったらと思い書いた作品です。私の施設生活の四十年間の出来事や辛かったことを綴ったものが、全国での佳作に値するとは、とても思いませんでした。施設長をはじめ大勢の皆さんからお祝の言葉を頂きました。自分も大変嬉しく、誇らしい思いをしています。
本当にありがとうございました。

選評（若泉 久朗）

アマチュア無線と電動車いすとパソコン。山�ｱさんの人生では何回も神のお告げが降りてきます。そしてかけがえのない仲間と自由と生きがいを獲得していきます。このポジティブさが素晴らしいです。「首から上だけは自由に動かせて、他の方より自由に動かせる所は少ない。でも心は自由自在に動いてくれます」　山�ｱさんの前向きで好奇心がいっぱいの心とへこたれない行動力が輝いています。元気と勇気をもらえる楽しい作品でした。

以上