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「NHK厚生文化事業団平成21年度事業報告」(HTML版)
以下、報告書の概要と目次をご紹介します。
NHK厚生文化事業団平成21年度事業報告概要
平成21年度は、日本経済の回復が遅れるなかで、寄付金に大きく依存する事業団にとって、大変厳しい運営を余儀なくされる一年でした。
しかし、NHKグループ唯一の社会福祉法人として、その社会的責任を果たすために、継続事業を堅持し、効率的な運営やチャリティー事業の収益増に努める一方、放送と連携しながら今日的課題に応える新しい事業を展開することにも挑戦しました。
また、事業団の創立50周年を控えて、その記念事業第一弾を21年度内にスタートさせ、半世紀にわたる事業団の歴史に新しい一歩を踏み出すことが出来ました。
NHKグループに大きく支えられながら、事業団としての使命を十分に果たし、未来につながる事業を開拓した実りある一年となりました。
継続事業については、発達障害の子供たちの支援を強化するとともに、認知症フォーラムを全国各地で開催するなど、各種支援事業のさらなる充実を図りました。
新規事業については、統合失調症への取り組みをさらに進めたほか、「思春期の心の病」という今日的課題に多角的にアプローチし、新しい分野を開拓しました。
50周年記念事業の第一弾として、3月にNHKホールで開催した「こころコンサート」は、世界的な指揮者小林研一郎氏の下、障害のある人もない人も心をひとつにして奏でた素晴らしい演奏会となり、観客3,000人の感動を呼びました。関連番組の放送にも大きな反響が寄せられ、事業団初めての試みは、「ともに生きる社会」への確かな一歩となりました。
- 発達障害児・者への支援事業
「特別支援教育」が本格的に実施される中、LD(学習障害)ADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害に関するフォーラムを全国14か所で実施し、参加者は6,200人に上りました。さらに、発達障害のある子どもの相談会や療育キャンプを行いました。 - 認知症に関する啓発事業
大きな社会問題である認知症については、全国20か所でフォーラムを実施し、1万人を上回る参加者がありました。NHKの地域放送でその内容を放送したほか、認知症についての冊子を希望者に配布するなど、多角的な情報提供につとめました。 - 地域福祉活動への支援
障害者や高齢者の施設・団体に福祉相撲号や福祉機器を贈るとともに、「わかば基金」では支援金のほか、NHKグループの協力により「リサイクルパソコン」を贈呈しました。 - 子どもや思春期の人たちをサポートする新しいキャンペーンの実施
新しく冊子「思春期の心の病」を制作し、思春期の心のケアを考えるフォーラムを実施しました。また、事業団のホームページに、子どもの健やかな成長を支援している福祉現場のリポートを掲載し、NHKの「子どもサポートネット」キャンペーンとの連携を図りました。 - NHK厚生文化事業団50周年を記念した事業の実施
障害のある演奏家が31人参加したオーケストラによる、50周年記念コンサートを実施しました。また、厚生文化事業団の50年におよぶ福祉の歩みを綴る記念誌の編纂に着手しました。
NHK厚生文化事業団平成21年度事業報告書 目次
- 障害者福祉事業
- 高齢者福祉事業
- 子どもや思春期の人たちの福祉課題など、新しく取り組んだ事業
- ボランティア活動促進事業
- 福祉情報の提供事業
- チャリティー事業
- その他の支援事業
- NHK厚生文化事業団50周年記念事業
- 広報活動
- 共催、後援、協賛した事業
- 寄付金
- 賛助会員・維持会員
- 役員
報告書の全文は、HTML版で読むことができます。